四季の写真で今年を振り返る
2020年を四季の写真で振り返る記事を思い立った。
本当はひと月ひと月を追って紹介しながら素敵な文字を書けるといいのだけど、今年は写真を撮りに行くにも時期的な偏りが多かったし、何より日頃から頭の外にアウトプットしていないせいで、大量の写真を捌きながら文字を書くのは重労働なのだ。大晦日に思い立って筆を執るには重すぎる。
春
緊急事態宣言が発令されるちょっと前、栃木に住む友人のもとへ桜と餃子を求めて。
桜の時期の桜の名所は、当然人で溢れがちである。幸いなことに全国どこでも桜は咲くので、こういった地域密着の桜並木などで摂取するのが写真的にも気分的にも一番幸せになれる気がしている。クソデカ一眼を提げているとご近所の目が気になるところだが、清潔感溢れる服装をしていればまあ大丈夫だろう。
あの頃はまだTokyo2020も2020にはともかく2021には開催されるだろうと楽観的に思っていた。半年後はどうなっているだろうか。
夏
積年の夢だった北海道遠征を催行。WindowsXPの背景のような草原は、車を停めて鑑賞するよりドライブして駆け抜ける方が強烈にアドレナリンが分泌される。日常的に運転することが少なくなって、余計にドライブが楽しくなってきたと自覚し始めたのもこの頃だ。
外が猛暑でも車の中はエアコンで快適に過ごせる。気ままであるようで気ままでない、気ままなドライブは来年も折に触れてやっていきたい。
そういえば8月の間はめちゃくちゃに暑かったけれども、ほぼ在宅していてエアコンぶん回していたし、北海道に涼を取りに来た頃には本州の酷暑も和らいでいた。今年は気候の移り変わりがハッキリしている。
秋
全国がGoToトラベルの対象になってしばらく、でもある程度混まないところに紅葉見に行きたいよねということで福島県へ。
生憎の天気ということもあり狙い通り人はまばら。しかし子供に鬼滅のコスプレをさせている親子連れは4,5組ほど見かけた。親の影響か、映画の影響か。
鬼滅の映画といえば、結局今年中に日本の興行収入1位となった。職場で鬼滅の映画見ましたかと問われる度に「1位になったら見ます」と宣言してしまっていたので、来年近いうちに鑑賞しなければならない。
冬
2mの雪に閉ざされた酸ヶ湯温泉。
その名の通り酸性度の高い硫黄泉で、草津温泉で湯めぐりして*1見事手掌がボロボロになった経験があり若干心配だったのだが、用法容量を守り快適に入浴。
冬に入る温泉は筆舌尽くしがたい心地よさがある。雪のように溶けて水と同化していく感覚。ぬるめの湯温ならクラゲのように一生漂っていたい気にもなる。
*
そういえば、某ネットワークビジネス花子氏に人生がクラゲのようであると指摘(ビジネスへの誘導)され自分でネタにし始めたのも今年の出来事だが、実際はクラゲ自体は気に入っている。アイコンも実は指摘前からクラゲをモチーフに描いてもらったものだ。